秒速5センチメートル

秒速5センチメートルは三部作に分かれています。

簡単に言うと一部は小学校から中学校時代、二部は高校時代、そして三部は社会人となり、20代後半にさしかかろうとする時の物語です。

一部は転校を繰り返している共通点から、仲良くなった女の子と、転校後に女の子に会いに電車に乗り継いで行き、そして駅近くで一晩過ごすと言うものです。二部でその後引っ越してしまうのですが、それからもその女の子のことが忘れられず、ずっと引きずったまま、高校生時代も違う女の子に告白されても上の空で、一途にその小中学校時代の女の子のことを考えています。

そして第3部は大人になり社会人として働いていくうちに、次第に気力が失ってしまい思い切って、小中学校時代のずっと一緒にいようねと約束をした女の子に会いに行きますが、女の子の方ではその話はすっかり過去の話となってしまい、久しぶりに会えて嬉しかった。それじゃあね、私今度結婚するの!と明るく言われて、そのままさようならと言うなんとも切ない結末のアニメ映画です

このことから学び出ることがあるとすれば、われわれは過去にとらわれずに現代に今に目を向けて生きていくべきではないでしょうか?

結局この男の子は小中学校時代の過去にずっととらわれていたから、約10年以上女性に関しては無駄に過ごすことになってしまったといっても過言ではありません。

過去は過去のものとして、今ある現在に目を向けて生きていこう。そう言った新海監督のメッセージが込められている作品だと思います。