箱入り息子の恋

『箱入り息子の恋』は星野源が初主演した映画ですが、彼の魅力が十分詰まっている映画になっています。

星野源演じる健太郎は市役所に努める35歳の男性で生真面目で仕事一筋です。昼は家に帰って母親の昼食を食べてからまた出勤します。

この映画では恋する相手役として夏帆演じる奈穂子が登場しています。最初はなぜかぎこちない演技だなと思っていると、奈穂子の目が不自由だとわかるシーンがあります。お互いの両親同志がお見合いする代理見合いで奈穂子の父親役を演じた大杉漣の晃の言動からです。

そこまでまったく自然な演技でしたので、夏帆の演技力は素晴らしいと思いました。

この映画はユーモアもあり、涙もありで何度見ても感動してしまいます。

見合いのシーンで娘を心配する晃がうだつの上がらない健太郎に嫌味をいいますが、健太郎が奈穂子に対し真剣に恋しているシーンはいつも涙がでてきます。

さらに奈穂子の母親役を演じた玲子の黒木瞳が目が不自由な娘に対してもっと積極的に恋することを応援しているところは良い母親だなと思いました。

2人でデートしますが、最初は手をつなぐこともできなかったのですが、奈穂子がもっと健太郎のことを知りたいとホテルに誘ったシーンは驚きました。

また吉野家が重要なシーンで登場しますが、この映画で一番泣いたところで今でも思い出すことができます。

最後は言えませんが、健太郎と奈穂子の恋を辞めさせることは誰もできないことは伝わってきました。

星野源主演ですが、相手役の夏帆の目の不自由な演技が自然なことと、健太郎の両親役である平泉成、森山良子含め、わき役の演技が素晴らしい映画です、