心がほっこりする映画、しあわせのパン

今回ご紹介するのは大泉洋さんと原田知世さん主演の「しあわせのパン」という映画です。映画のタイトルの通り、優しくほっこりした心温まるストーリーです。

殴り合いや殺人、いじめなどと言ったものが苦手なのですが、この映画にはそんなシーンは一つもありません。発する言葉はいつも優しく、行動は誰かのためを思い、心に寄り添ってくれるそんなお話です。

舞台が北海道の月浦という場所です。大泉洋さん、原田知世さん演じる夫婦がこの月浦でカフェを経営しています。カフェの前には大きな洞爺湖が広がり、人の心を潤してくれます。私は洞爺湖には行ったことがないのですが、この映画を観て是非行きたいと思いました。

ちなみに映画に出てくるカフェは、実際にあります。映画でのカフェの名前は「マーニ」と言いますが、実際にあるお店は違う名前です。今では、しあわせのパン巡りの場所の一つとして知られています。

この映画では、季節ごとにストーリーが分けられており、悩みを持った客がマーニを訪れます。はじめはトゲトゲしていた心が、大泉洋さんや原田知世さんの優しい人柄に触れていくことで、どんどんまあるくなっていくのです。悩みそのものは目に見えて解決しないのですが、ただ「大丈夫だよ」と背中を押してくれているような、そんな気持ちになりました。

私の心に残ったセリフは、夏のシーンで「もがいたことのある人間にしか幸せはない」という言葉です。もがいてもがいて苦しんだことのある人間は、幸せを感じられるということですね。ちょうどこの映画を見ていた時、心がやさぐれていた時だったので、この言葉が痛烈に胸に突き刺さりました。そして、今私は幸せに向かっているのだと気付いたのです。

美味しいものを食べ、やりたいことをやる。それが疲れた心に一番効果的なお薬なのだと知りました。